iDeCo加入者急増中~税制メリットが強力なので加入の検討を!

iDeCo加入者

iDeCo加入者が今年に入り急増中

報道各社によると、iDeCo(個人型DC)の加入者が急増中のようですね。
そもそも制度自体は2002年に始まり、2016年末までの15年近くかけて加入者は30万人あまり。
増加加入者は1年あたり2万人もいなかったのが、2017年1月からの加入者範囲拡大を受け、1か月間で26、705人になったそうです。

また、1か月間の増加者26,705人の内、公務員が8,722人もいたとのこと。
流石、こういったお得になる情報への耳が早い。

iDeCoはメリットが満載!

税制メリットが凄いiDeCo

私は、本当に収入の不安定な個人事業主・課税所得の少ない主婦を除き、ぜひ多くの人に加入してほしいと思っています。

なぜって、ホントに税制メリットがあるから!

拠出金がまるまる所得控除になるのだから、所得税が最低税率でも住民税と併せて拠出額の15%あまりが戻ってくるんだもの!
課税所得が多ければ多いほど、所得税率が高ければ高いほど戻ってくる税金は多くなるのだから!

投資することが怖くて元本の毀損が嫌なら、定期預金にすればいいし。

もちろん毎月のようにコストはかかるけど、イニシャルコストを除けば、最も安いSBI証券や楽天証券・松井証券などなら年間2,000円ほど(資産が少額の場合等にはもっと高くなる場合があり要注意!ちゃんと調べましょう!)
毎月最低額の5,000円、年間60,000円を拠出しスタートし、税還付が15%だとしても、それだけで初年度からランニングコストを回収できちゃう!

注意点もあり

しかし、注意が必要なのは退職所得扱いにはなるのですが受け取り時の税金です。
通常の投資の場合、課税されるのは儲かった部分に対してのみですが、iDeCoの場合は受け取るお金全てに対してです。

そうです、損してても受取金全額に対してなのです!

ですから、会社員・公務員はもちろん、退職金制度のない自営業者も拠出額が多額になる場合は、あらかじめ60歳になり受け取るときの見込み額と、その時の税金をイメージしなくてはなりません。
自営業者の場合は、小規模企業共済との兼ね合いにも要注意です。(拠出額の調整が必要かも。拠出額の変更は年度ベースで1回/年までです)。

また、専業の個人投資家も微妙です。

先物やFXのように確定申告が必要な所得があれば拠出額をその所得から控除できますが、所得が現物株だけ、それも特定口座での取引のみで確定申告をしていないような場合は控除する所得がない、もしくは確定申告をしたら国民健康保険の負担が増加する場合があるからです(税制上や社会保険の扱いで誰かに扶養されている場合は、元の扶養してくれている人にも影響が及ぶ場合もあり。)

なぜiDeCoはこんなに優遇されるのか?

自分の老後資金は自分で用意しろというメッセージ

そうは言っても、それではなぜこんなに税制的に優遇された制度が出来たのでしょうか?

理由は明らかです!

自分の年金は自分で何とかしろっという、政府・財務省・厚生労働省などからのメッセージというか指示です。
将来的に公的年金が今の制度(受け取り開始年齢を含めて)を維持することが不可能になる可能性が高いからです。

私は、恐らくそう遠くない時期に受け取り開始年齢の引き上げ、給付水準の引き下げが実施されると考えています(海外の事例を見るまでもなく。)。
そうなったとして、年金財政の破たんや今でさえ高齢の低年金・無年金者が生活保護受給者のほとんどを占めている状況下で更にその数が増加することを、国民の自助努力により可能な限り回避したいからです。

国民年金の制度が出来て以降、給付財源の裏付けがないまま給付額を引き上げ続け、物価が下落するなかでも給付水準を引き下げなかったツケが来ているのです。
いろいろと思うところはありますが、老後のための準備として有利な手段が提供されているのですから、それに乗っからざるを得ません。

仕方ない…

加入手続きにはやや時間がかかる

このiDeCo、加入するためには書類を揃えたり、会社員や公務員は勤務先に書類への記入をお願いしたりと、結構手間と時間がかかります。
1月加入に間に合わなかった人も多いでしょうし、マネー誌での特集、FPによる推奨も増えるでしょうから、今後も高水準の加入者増が続くでしょうね。

ちなみに、今週の東洋経済でも特集が組まれています(まだ読んでないけど。それにしてもdマガジンいいよねー。一部不掲載の記事もあるけど、タブレットでサラッと安く見られるし!)。

私は、最初に加入した運管からSBI証券に変更(移換)しましたが、書類上の手続き、移換手数料、資産移換に伴う資産と投資対象のトラッキングエラーと、いろいろな苦労(苦悩)を味わいました。

大いに研究して、最初の運管選びは本当に慎重にしましょう!
なお、姉妹サイトのiDeCoeとつみたてNISAで備える老後でiDeCoを詳しく解説していますので、ご興味があれば覗いてみてください。

最後に、
投資は自己責任ですので、慎重に慎重を重ねて熟考してください!

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