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押し目待ちに押し目無し?~直近10年の株価急落局面一覧

押し目待ちに押し目無し

2020年のコロナショックまで加筆しています。

株価が押したら買いたい人だらけ

昨日のモーサテに大手証券会社のストラテジストが出演していました。
曰く「押したら買いたい人が多く、堅調な業績面からもなかなか押さないこともあり得る」とことでした。

かといっていざ押したら怖くなってもっと下がるのではないかとビビったり、もっと安く買えるのではないかと欲張ったりして結局買えないことも多いものです。
私がまさにこのパターン(ダメじゃん!)!

臆病な欲張りだよ

昨年のブレグジット相場の急落時、いくつか物色し実際に買ったものの欲張って買いたい金額の1割も買えず、しかも買った銘柄もちょっとの益で売ってしまいました…
いわゆる優良銘柄を配当利回り4%以上で多数買ったのに…
今でもその時売買した銘柄のチャートを表示し恨めしそうに眺めています。
私は基本臆病者なのです!

だからディーラーやっていた時も専業になってからも、大けがをしていないのです(退場しないことが大事!)。

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ここ10年程の株式急落局面一覧

過去にも急落、押しの局面は多々ありました。
リーマンショック以降で目立ったところでは、

2009年秋のドバイショック!
UAEドバイの信用不安が広がりリスクオフの動き。
そういえばブルジュ・ハリファという超高層建築物がありますが、原油関連収入が潤沢なアブダビに資金支援を要請した経緯があり、名前が他のものから突如変更されたのでしたね。

2010年4~5月のギリシャショック!
ギリシャの財政危機が火を噴きリスクオフが広まった動き。
年初からEUR/USDがじり安で嫌な予感がしていたのを思い出します。
日本はゴールデンウイーク真っ盛りだったので、特に株式相場は休み明けに大変なことになりました。

FXをやっていた人たちも巻き込まれましたね。
私は持っていたAUDJPYなどのクロス円が急落し相当ビビりました。
特にFXの倍率規制がまだ緩く、GBP/JPYでとんでもなく稼いだり損したりした人が出たみたいです。
確かに当時の動きはすごかった(特に夜中)。

2011年3月の東日本大震災!
地震と津波自体は人為的なものではないけれど、マーケットだけでなく日本が大変なことになりました。

2011年8月のアメリカ財政の壁ショック!
アメリカ連邦債務と上限問題。
議会が法律で定められた債務上限を引き上げたものの、アメリカ国債が格下げされ一気にリスクオフが広まった。

2013年5月のバーナンキショック!
アベノミクスと黒田バズーカで世界中がある種ユーフォリアに酔っていたさなか、当時のバーナンキFRB議長が金融引き締めとそれに伴う途上国の流動性懸念に言及し一気にリスクオフ。

2014年1月~2月のロシアによるウクライナ侵攻!
バーナンキショックから立ち直り上値を追っていたさなか、ソチオリンピックを前にロシアがウクライナに侵攻。

2015年8~9月のチャイナショック!
中国景気の減速懸念でグローバルにリスクオフの動き。

2016年1月の第二次チャイナショック!
上海株急落を受け一気にリスクオフ。
国内株は年始からじり安。

2016年4月の日銀による緩和なしショック!
ちょっと小さいけど、決定会合前に一部通信社が緩和するとの報道をして期待が高まっていた分、何もなくて急落。

2016年6月のイギリスブレグジットショック!
いわずとしたブレグジット。

2016年11月のトランプショック!
何とトランプが当選してしまいパニック的な売りが広がりました。
しかし翌日からは急騰!

2018年1月の長期金利急騰ショック
2月初旬の雇用統計にかけ米指標が軒並み好調。
米長期金利急騰を受け米株急落⇒国内株も急落。

2018年10月の米中貿易摩擦ショック
米トランプが中国に対し相次ぎ経済制裁を表明・実施。
最高値を更新していた米株が年末にかけ急落。
国内株も大幅連れ安。

新型コロナショック
中国武漢発の新型コロナウイルス(武漢ウイルス)による肺炎が世界中に拡散しパンデミック発生。
経済活動が一気に停止し、米株をはじめ世界的に株価が短期間に暴落。

大きいのも、そこそこのもいろいろありましたね。
山高ければ谷深しで楽観的な見方が広がっているとき、高値を更新しているときほど調整は深いものです。
ゴムの伸び縮みと一緒ですね。

今年はヨーロッパで政治イベントが相次ぐ

今年は特にヨーロッパで政治絡みイベントがいろいろあります。
3月オランダ総選挙。
4月フランス大統領初回選挙
4月イタリア総選挙
5月フランス大統領決戦投票
夏~秋ドイツ総選挙
等々

どうしましょう?
私は余力を残しつつ少しずつ買おうかな(そう言いつつ、チキンが顔を出して結局ほとんど買わないんだろうなー)?

投資は自己責任ですので、慎重に慎重を重ねて熟考してください。